不眠症改善提案所_TOP » 寝具で不眠症対策 » ベッドパッド » ベッドパッドの選び方

ベッドパッドの選び方

ベッドパッドとひとくちに言っても種類が多くて迷ってしまいます。自分に合うものがわからないという方に向けて、ベッドパッドの選び方をご紹介。体を温める素材のものと、体のバランスを整えてくれる素材のものをわかりやすく解説します。

ベッドパッドは2つのタイプから選ぶ

価格相場 素材と仕組み どんな人におすすめ
あたためタイプ 10万円前後 電気・電位 ・寝つきが悪い
・不眠歴が長い
ふかふかタイプ 1万円前後 低反発 ・夜中に何度も目が覚める
・不眠歴は浅い

体をあたためるタイプのベッドパッド

あたためる素材って何?

電気・電位

電気を使ったベッドパッドは、いち早く体を温めてくれる優れものです。電位治療が可能な医療機器として認められているベッドパッドもあり、不眠や頭痛、肩こりなどの症状を和らげてくれます。

電位治療は体を電圧で包み、外部との電位差を発生させることで刺激を与える治療法です。

これまで何を試しても体が温まらなかった方は、電位で体を温める効果が実証されているベッドパッドを選ぶと良いでしょう。

そのほか素材

電気や電位を使ったベッドパッドは、電気の力で体を温めてくれる一方で、汗をかくことによる脱水症状や低温やけどのリスクがあります。

ベッドパッドの中には、炭といった安全な自然素材を使って体を温めるものも。医学的根拠がある自然素材なら信頼度も高く、一度試してみる価値があるでしょう。

なぜ「あたため」が大事なの?

「手足が冷たくて寝つきにくい」という経験をされている方は多いでしょう。これまでに発表された論文では、手足がほどよく温まっている状態だと、睡眠モードに入りやすいことがわかっています[注1]。だからこそ、寝つきが悪い方は体を温めることが大切なのです。

手足の温度を上げると、体の深部の熱が逃げて眠りやすくなる

睡眠モードに入るためには、体の深部の温度を下げる必要があると解明されています。深部の温度が低くなると同時に、体の代謝も低下。脳をはじめ、全身が休息状態になるのです。

そして体の深部を下げるには、手足の温度を上げ、体内の熱が逃げやすい状況をつくらなければなりません。「体を温めると眠くなる」というのは、体の深部の温度が下がってきて、睡眠モードに突入するサインなのです。[注1]

不眠症状を抱えた患者が足浴で眠りやすさを実感

2009年に日本看護科学会では、「不眠症状を訴えていた患者に足浴を行なったところ、患者から眠れたように感じると確認できた」と報告されています。足先が冷えていると体の深部の温度が下がりにくいため、下肢を温めてみてはどうか?という推測から行なわれた研究でした。[注2]

あたためタイプはこんな人におすすめ

長い間、不眠症が改善されない場合、体の深部の温度を下げられていないことが課題かもしれません。体を温める素材を使ったベッドパッドは、そもそも眠りに就くことができない人におすすめです。

不眠歴の長い人は要チェック
あたためタイプのベッドパッド3選

弾力のあるふかふかタイプ

寝姿勢を整える素材って何?

バネのような弾性と粘土のような粘性をあわせ持った低反発は、体にかかる圧力を分散してくれる素材です。体にうまくフィットするため、寝返りの多さで目が覚める人にとって、眠っている時間が長くなるのが嬉しいポイント。

また、保温性に優れているのも低反発素材の魅力です。皮膚の熱を逃がさないため、眠りに就きやすいと言えます。

なぜ「弾力」が大事なの?

眠りに就いても寝ている時の姿勢や寝心地が悪く、中途覚醒してしまう人に向いているのが、弾力のあるふかふかタイプです。寝具が体のバランスをとってくれるため、自然な状態で眠れるようになります。

良い睡眠には体に負担をかけない寝姿勢が大切

体の凹凸に合わせた敷き寝具は、睡眠の質を改善したり疲労を軽減したりする効果があると科学的に証明されています。バランスのとれた無理のない状態が人間にとって疲れにくい姿勢であり、寝姿勢においてもそれが重要視されているのです。

西川リビングは、被験者にいくつかの敷き寝具を使ってもらい、翌日の自律神経バランスを確認する試験を行なったことを報告しています。この試験により、体に合わせた敷き寝具を使った被験者は日中の疲れを感じにくいということが実証されました。

低反発・高反発素材を使ったベッドパッドならどれでもOK?

低反発素材とひとくちに言っても、ただ柔らかいだけでサポート力のないベッドパッドもあります。サポート力の足りない低反発素材では体の圧力を分散できないため、寝心地が悪くなってしまうのです。

また、高反発素材は寝返りが打ちやすいと言われていますが、寝返りをたくさん打つことが快眠につながるというわけでもありません。

弾力タイプはこんな人におすすめ

眠りに就いたものの、頻繁に寝返りを打って目が覚めてしまうという人は、弾力のあるふかふかタイプを選ぶと良いでしょう。中には、高反発と低反発の良いところどりをした素材もあります。

大切なのは、低反発にしろ高反発にしろ、体のバランスをとってくれる寝具を選ぶことです。

この記事をつくるのに参考にしたサイト・文献・脚注

あなたにピッタリの眠り方を診断不眠レベルにあわせた改善方法
あなたにピッタリの眠り方を診断不眠レベルにあわせた改善方法