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【医師監修】体を温めると良い理由

交感神経や副交感神経の働きと体温についてまとめています。知らず知らずのうちに冷えている体は、不調のもとになっているかもしれません。

PROFILE

【監修】伊藤明子(みつこ)先生

記事監修者:伊藤明子医師

・赤坂ファミリークリニック院長(https://www.afc.tokyo/)
・小児科医、公衆衛生専門医
・一般診療に加え、栄養・食事療法、ストレス管理(バイオフィードバック・ニューロフィードバック)での診療を行う。
・東京外国語大学卒、帝京大学医学部卒、東京大学大学院卒、同時通訳者、東京大学大学院医学系研究科公衆衛生学/健康医療政策学教室客員研究員

交感神経と副交感神経の働き

人間には自律神経という神経系があり、その神経系には交感神経系と副交感神経系があります。

  • 交感神経とは
    別名、逃避逃走の神経系。活動的なときやストレスを感じると優位になる
  • 副交感神経とは
    別名、リラックス・リリースの神経系。リラックスのときに優位になる

どちらもバランスよく機能しているのが理想です。

交感神経が優位になると何がおきる?

交感神経が優位の緊張状態では、体の主要な臓器に血流が集まるため、手先や足先が冷えてしまいます。血圧や心拍数も上がり、常にアクセルを踏んだような状態になります。

ストレス過多といわれる現代では交感神経優位の状態が続くため、呼吸が浅く早いまま、胃腸での消化もあまり進みません。現代人は、自然に副交感神経の状態に持っていくことも難しいです。しかし、上手に副交感の状態に誘導しなければ、体にさまざまな不調を招くことが研究で示されています。

冷えが進む現代人は体を温めよう

自律神経のバランスが良い人は、交感神経と副交感神経の切替えがスムーズに行なえます。しかし、バランスが崩れている場合は、外からの刺激などで意識的に切替えを行なうこともできます。

その対処法の1つが「体を温めること」です。手足などの末梢部分を温めることで、体の外側から副交感神経の状態に近づける、半ば手動で自律神経を切り替える方法です。

副交感神経が優位になれば、緊張が解かれリラックスした状態になるでしょう。ストレスフルな現代では、無自覚なまま交感神経が優位になっている可能性があります。体を温める習慣をつけ、温感グッズも上手に生活に取り入れて冷えを取り除くように心がけましょう。ストレス解消にも繋がりますよ。

温めは全身の不調を整える

自律神経のバランスがよくなると、全身の様々な調子を整えることにつながります。

自律神経は臓器の働きに関わっているため、例えば免疫力の向上や消化器系の調子が整うといった効果が期待できます。消化器系の働きが活発になれば、下痢や便秘の改善にもつながり、美容効果にも期待ができます。

体を温めて冷えを取り、生き生きとした生活を送りましょう。

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