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早朝覚醒:朝早くに目が覚める

ここでは、まだ夜が明けない朝早くに目が覚める不眠症状「早朝覚醒」について、症状や原因、対策をまとめています。

早く目が覚めてしまう症状の人は早朝覚醒かもしれません

早朝覚醒に見られる症状は以下のようなものです。

  • 夜が明ける前に目が覚めてしまう
  • 普段より2時間以上も前に目が覚めてしまった
  • 予定より早く起きてしまい眠りたいのに眠れない

中途覚醒と違い、一度起きると目がパッチリ冴さえてしまって眠りたいのに眠れないという症状が出ます。高齢者によく見られる症状として有名ですが、うつ病の初期にも見られる症状で、年齢が若くても症状を訴える人はいます。

日本睡眠学会では早期覚醒を「朝、普段よりも2時間以上目が覚めてしまう」症状として定義。まだ眠り足りないのに眠れないという状態です。とくに症状が長期に渡っていて、日常生活に支障が出る場合を指します。

早朝覚醒の原因や対策

年齢によって眠りが浅くなるため

歳を重ねると睡眠の質や持続力が低下して、全体的に眠りが浅くなるため若い頃よりも目覚める時間が早くなっていきます。誰にでも起こることで、ある程度であれば当たり前のことと考えられます。食事や睡眠の時間を規則正しくしたり、適度な運動をしたりするなど生活習慣を整えることで改善が見られるかもしれません。

寝る前の飲酒

ほどよい量のアルコールは眠気を誘うため、不眠症に悩む方の中には寝る前にお酒を飲んでいるという人もいます。しかし、体内で分解されたアルコールはアセトアルデヒドという物質に変化し、覚醒時に働く交感神経を活発化。脳や体が活動モードになり、眠りが浅くなることで早朝覚醒が起きてしまいます。寝る前にお酒を飲む習慣がある人は、摂取を控えて眠りの質が改善しないか様子を見てみてください。

体の冷え

不眠症で悩む人は冷え性であることが多いと言われています。一度眠っても手足の冷えによるストレスから深い眠りにつけず、気温が最も下がる午前3時~5時にかけて寒さで目が覚めてしまうのです。[注1]
この場合、冷えを改善することが快眠の近道。寝る前に37~39度のぬるま湯につかったり、暖かいスープを飲んだりして体を温めましょう。また、吸水性や保温力のある寝具を利用することも有効です。いくら寝る前に体を温めても寝具が合っていなければ睡眠の質は下がってしまいます。何をやっても不眠が解消されないとう人は一度寝具を見直してみるといいかもしれません。

この記事をつくるのに参考にしたサイト・文献・脚注

  • [注1]石原結實(2014)『新書版 体を温め、病気を治す 症状別44の処方箋』 新星出版社
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