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睡眠時間が少ない人は寿命が短い!?

睡眠時間と寿命はどんな関係があるのか

不眠症や過眠症など、睡眠時間はさまざまな症状に関係しています。寿命もその1つで、質の良い睡眠を摂ることができないと寿命が短くなってしまうとの情報も。特に最近では染色体の一部であるテロメアが、睡眠時間の変化で短縮されるという研究結果もあります。テロメアは命の回数券とも呼ばれており、その長さで寿命が決まると話題になっている部分です[注1]。ここでは睡眠と寿命の関係について、テロメアとの関係やそれぞれの役割、研究結果から見ていきます。

テロメアと寿命の関係とは

寿命の長さには、テロメアが関わっていると言われています。テロメアは遺伝情報を持つ染色体を保護している箇所です。有害物質や酸化ストレス、紫外線などによって細胞が傷つくと、細胞を修復するために細胞分裂が起こり、短くなるのが特徴。一生のうちで起こる細胞分裂の回数は決まっているので、体外から刺激を受けるたびにどんどん短縮します。テロメアが短くなった臓器や細胞は障害を起こしやすくなるため、テロメアの長さは臓器や細胞の寿命を決める指針とも言えるでしょう。[注1]

近年ではテロメアの長さを測ることで偶発的ながんのリスクや感染症、事故を除き、ある程度の寿命が分かると言われています[注2]

睡眠時間がテロメアの長さに影響する?

実は、睡眠時間も寿命に大きく関係しています。睡眠時間は肥満やホルモンの分泌、生活習慣病などに関わっていて、バランスが崩れると染色体の一部であるテロメアに大きな影響を与えます。110万人の睡眠に関する追跡調査では、1日7時間睡眠が最も長生きで、睡眠時間がそれ以上でもそれ以下でも死亡率が高くなっているという結果に[注3]。また、体内時計のリズムが狂うと細胞分裂が起こり、テロメアを短縮するという論文も発表されています[注4]

このことから、睡眠の質が悪化するとテロメア長や寿命に良くない影響を与えることが示されました。

しっかり睡眠を摂らないと長生きするのは難しい

睡眠時間とテロメア、寿命の関係についてまとめましたが、いかがでしたか?

適度に睡眠を摂ることで体内時計を適度にリセットし、細胞分裂を防ぐことができます。そのため、命の回数券と呼ばれるほど寿命と関わりの深いテロメアを長いまま保つことが可能。細胞の老化による病気のリスクも下げられます。このことから、適した睡眠時間で寝ることにより、長生きできる可能性が高まるでしょう。睡眠の質が落ちると健康にも関わってくるので、高品質な睡眠を摂るよう心がけてください。

この記事をつくるのに参考にしたサイト・文献・脚注

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